館山市立神余小学校PTAブログ

成城大学文芸学部 文化史実習Ⅱ 成果報告会

2月14日午後より、神余小学校ランチルームにて
「成城大学文芸学部 文化史実習Ⅱ 成果報告会」が行われました。

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学生が、研究のテーマを決め、調査方法やレポートのまとめ方、発表の仕方を
学んでいく授業の一環として行われているものです。

2年間、様々な学生がこの神余地区について各々のテーマについて調査を行い、
最終的には報告書として仕上げる予定です。
約50名の神余区民が出席する中、今回はその最初の1年の成果を5名の学生が代表して
以下の報告してくれました。
神余について私たち住民とは違った視点で調査し、まさに「灯台下暗し」。


『神余の日待ち・講・ オコモリ』
かつては当たり前に行われていた講やおこもりなどが、現在は姿かたちを変え名前だけが
残っているものもあり、「あぁ、こういうことだったのか!」と納得することも多くありました。

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『︎神余の家族関係について』
婚姻・相続関係について調査し、世代別に「嫁を迎えたか婿を迎えたか」「結婚の経緯は
恋愛か紹介・お見合いか」など面白い切り口の内容でした。

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『︎農業水利組織の役割と課題』
農業に欠かせない「水」に着目し、設備の維持と高齢化による担い手の減少や交付金制度
について調べた、地味ながらも意欲的な内容でした(すみません…)。

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『︎神余における節供についての調査報告』
桃・端午・七夕・重陽の節供(または節句)における食べ物とそれを誰が作るのか
贈り物の購入者は誰かを調査していました。この神余の中だけでも家庭による違いが
垣間見れて楽しい内容でした。また、民俗学における「節句」は自然の神様に対しての
供物の意味で「節句」ではなく「節供」と表現するそうです。

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『︎神余地区のコミュニティーと地域活性化の考察』
神余の過疎化・少子高齢化問題に対する住民の意識や地域活性化への取り組みを良い点、
悪い点を挙げて考察した大変興味深い内容でした。以前、小学校で講演していただいた、
いすみ鉄道 鳥塚社長の地域活性化の話を思い出しました。

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成果報告ごとに質問の時間があり、特に年配の出席者からは貴重な情報も報告されていました。

神余に代々言い伝わってきた風習や行事、考え方。これらは歴史ではないので、一部寺院に伝わる以外は
文書としては多くが残っていません(多くは口承による)。これを調査しまとめ上げる学問が民俗学と
言われるものです。
成城大学は、『遠野物語』などを発表し民俗学の開拓者として有名な柳田國男とも関係が深いそうです。

今日の報告会は、なるほどと感心することが多くありました。
でもまだまだ神余の土地と人々の生活を知ることができるものがあるような気がしてなりません。
また来年度の学生が来るそうですので期待したいです。

(く☆あ)
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  1. 2015/02/14(土) 23:42:47|
  2. 地域行事

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