館山市立神余小学校PTAブログ

【連載】神余探訪2017③ 御腹やぐら~浅間神社


【連載②のつづき】

5、御腹やぐら(おはらやぐら)

地蔵畑からさらに山道を先へ行くと、薄暗い山の中にひっそりと御腹やぐらがあります。
やや広くて3メートル四方くらいの洞穴です。

ここもエピソードがあり、上記の神余景貞が切腹した場所とのこと。
しかし、実はもっと歴史をさかのぼれば、ここは神余氏以前の600年代には個人のお墓だったそうです。
その頃権力者の家は生まれた頃から、お墓を作り始め、天国へ行けるように願うことが流行したようです。

全国にある多数の古墳も同様なのでしょう。
本人亡き後、ご遺体を奥の台に寝かせて穴を石で塞ぎ、2、3年後に骨を洗ってから骨壺へ納めるような葬り方だったとのこと。
血液を流すための溝も掘ってあるそうです。
転じて普通の人々はお墓など造らず、亡く なると打ち捨てられるだけ。

その当時の思想から埋めることも無かったらしい。。中国の思想に由来があるとか。
今とは発想が違うことを感じ取れました。こういった風習を調べてみることで、昔の人の考え方や生活が見えてきますね。

6、浅間神社

東虹苑まで戻り、違う脇道へ。途中両脇の傾斜が急な道を通りました。
これは山と山の間の起伏を無くして通りやすくするために、土を運んで埋めて、橋にした土橋(どばし)だと聞きました。
自然のままと思っていた地形にもおや?というヒントが隠されていることに驚きました。

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見晴らしのいい高台に出て、休憩になりました。お天気だと富士山も美しく見えるスポットだそうです。
PTA執行部さんが歩き疲れた子どもたちや大人たちにホッとする即席カフェを提供してくれました。
温かいココアなどご馳走さまでした♪

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いよいよツアー最後の浅間神社向かいます。

神余は浅間信仰が盛んだったようで浅間祠が何ヵ所もありますが、今回はこの辺りでは一番高い京塚山(きょうづかやま)にある祠へ(海抜161メートル)。
富士山を信仰する富士講も行われていたかつては、代表が富士山にお参りし、お札を世帯数頂いてきて部落に配るということをしていたそうです。
古い木製の鳥居や手水鉢、石灯籠(常夜灯と記されている)からかつての信仰文化が垣間見えました。
丸山教など色々な宗教にまつわるお話も興味深いものでした。

7、来年もぜひ!

草や木を愛でながら、夜はけものが通っているであろう林道をたくさん歩きました。
ガイドさんの万歩計は7800歩を越えていました。
ヘトヘトになった子もいましたが、それぞれに心の中に今回の散策が響いていたことと思います。

今まで何気なく通りすぎていた山や森の景色や昔の営みがもう少し自分の身近に迫ってくるそんな小さな旅を味わえました。
またぜひ、「神余探訪」を企画して頂きたいです。

また旅倶楽部の中屋さん、金久さん、神余里味発見伝協議会の皆さん、有意義なツアーを企画して頂きありがとうございました。
生涯学習科の嶋田さん、子育て推進委員会の宇山弘道さん、放課後子ども教室の加藤里美さんもご協力に感謝しております。
この日のために散策し やすく整備してくださったお父さん達もありがとうございました!

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【完】

(よ☆は)


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  1. 2017/02/11(土) 23:15:28|
  2. PTA行事

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